こんにちは!作曲家のカトウリョータです。
クリエイターのためのWebマーケティング知識を勉強し、発信しています。
今回はマンダラチャートという目標設定ツールについてお話します。
メジャーリーガーの大谷翔平選手が学生時代に使っていたことで話題になった目標設定法です。
クリエイターにとってもめちゃくちゃ使えるツールなので、ぜひ使ってみてくださいね!
それではいってみましょう!
マンダラチャートとは?
人生を変えたい、自己成長を実現したい。
そんな思いを持つクリエイターの方は多いと思います。
しかし思いだけでは人生は変わりません。
変化を起こすには、思いを「行動」に変換していかなければなりません。
強い願望を行動に変換するツールがマンダラチャートです。
9×9のマス目をつかい、目標を明確化し、実現するためのステップを具体的にまとめていきます。
冒頭でもいいましたが、メジャーリーガーの大谷翔平選手が学生時代に使っていたことで話題になりましたね。
ちなみにこちらが大谷選手が書いたマンダラチャートです。
マンダラチャートはこのように9×9の81マスを使います。
中心には最終目標を書き、その周りに目標達成のために必要な要素(小目標)を記入します。
さらに小目標の周りには、目標を達成するために必要な行動を記入します。
このようにマンダラチャートを埋めていくことで、抽象的な目標を具体的な行動に落としこむことができます。
そして一つずつクリアしていくことで目標達成がしやすくなるわけです。
2.マンダラチャートは「目標に辿り着くまでの道で迷わないようにするため」のツール
ではなぜマンダラチャートを今回おすすめしているのか。
それは、クリエイターが「目標に辿り着くまでの道で迷わないようにするため」です。
クリエイターの活動は「航海」に似ていると僕は思います。
クリエイターは活動するとき、自由にどこへでも向かっていけるけど、自由すぎて方向を見失ってしまうことがあります。
そして航海には嵐がつきものです。嵐の真っ最中に、進むべき方向を維持しながら進んでいくのは並大抵のことではありません。
また必死に一つの目的地にたどり着いた後、次にどこに向かえばいいのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
そんな時マンダラチャートのようなツールがあると、
自分が向かいたかった方向を思い出させてくれます。
まるで船にとっての「灯台」のような役割ですね。
また常にチェックすることで、「羅針盤」のような役割も果たします。
今進んでいる方向がきちんと目的地を指しているのかどうか確認することができるわけです。
「せっかく頑張って進んだのに、目的地はここじゃなかった」と言うことは、実はよく起こります。 無駄骨を避けるためにも、マンダラチャートはとても有効なツールであると言えます。
マンダラチャートの書き方
それでは、具体的なマンダラチャートの書き方を見ていきましょう。
①最終目標を中心に書く
まず、中心に自分が達成したい最終目標を書きます。
例えば「トップクリエイターになってメジャーレーベルから指名を受ける」や「SNSのトータルフォロワーを100000人にする」などです。
②小目標を8つ書く
次に、最終目標を達成するために必要な8つの要素を中心から一段外側のマスに書きます。 これが小目標となります。
例えば「メジャーアーティストに楽曲提供をする」や「TikTokフォロワーを5万人にする」など、最終目標を達成するために必要な8つの小目標を考えて記入していきます。
③具体的な行動を書く
そして8つの小目標の周りのマスに、小目標を達成するための具体的な行動を書いていきます。
例えば「コンペに月10曲参加する」や「TikTokを毎日更新する」といった具合です。
マンダラチャートを書くときのポイント
できるだけ具体的にしよう
目標はできる限り具体的なほうがいいです。
あまり良くない例で言うと、 「有名なクリエイターになる」という目標は具体的とは言えません。
「有名」とはどういう状態なのか? 友達が知っている状態?その界隈の人たちが知っている状態?それとも老若男女が知っている状態でしょうか?
どういう状態になれば「ゴール」だと言えるのかを具体的に決めておくことが大切です。
目標の立て方としてはSMART目標がおすすめです。
全部埋められなくてもOK!行動することが大切
全81マスを埋めるのはなかなかハードな作業です。 途中で書くことがなくなってしまうこともあるかと思います。
もし書くことが思いつかなかったら、そのマスは空欄にしておきましょう。
無理に書く必要はないし、すでに書いてある項目を行動に移すことの方が大切だからです。
行動していくうちに自分に足りないもの、最終目標達成に必要な項目が見えてくると思います。 その段階でまた書き込んでいきましょう。
行動するときはスモールスタートでいこう
マンダラチャートを完成させた皆さんは、行動する段階になっておそらくこう思うはずです。 「やることが多すぎる!」と笑
マンダラチャートをフルで完成させると、64項目もの行動目標ができます。
やってみると分かりますが、これはとても一気にやれる量ではありません。
せっかく目標を立てたのに、量に圧倒されて行動できなくなってしまうのは本当にもったいないです。
ものごとを始めるときの基本は「スモールスタート・スモールゴール」です。
自分の脳が負荷を感じないくらいの小さなスタート・小さなゴールを決めて、徐々に負荷を上げていきます。
マンダラチャートみて圧倒されるような感覚を覚えたら、ぜひ簡単なものから少しづつ始めてみてください。
マンダラチャートの活用方法
では最後に、マンダラチャートの具体的な活用方法を見ていきましょう。
①優先順位を決める
まずはマンダラチャートの行動目標(小目標の周りのマス)をみて、優先順位を決めます。
特に重要だと思うものかつ今すぐ行動に移せそうなものを選ぶと良いでしょう。 スモールスタートの観点から、1〜3つくらいから始めてみるのがおすすめです。
例として「TikTok毎日更新」という行動目標を選んだことにします。
②具体的な行動を決める
行動目標の優先順位を決めたら、次は具体的な行動に落とし込んでいきます。
「TikTok毎日更新」を達成するためにはどんな行動が必要でしょうか?
例えば、
- TikTokのネタだしの時間をスケジューリングし、カレンダーアプリに記入する
- TikTok撮影の時間をスケジューリングし、カレンダーアプリに記入する
- 編集を覚えるための教材を探す。もしくは外注先を探す。
- 更新する時間帯を決めてリマインダーに登録しておく
などなど。
行動は「中学1年生でもわかるくらい」具体的でかみ砕いたものにするのがおすすめです。
考える必要があるような目標だと、そのつど脳に負荷がかかり、達成率が下がってしまいます。
なるべく簡単な言葉で、分かりやすく具体的にしておきましょう。
③行動をふりかえる
行動した後はマンダラチャートに立ち返り、ふりかえりをしてみてください。
ふりかえりをしてみると、 「この行動は意外と小目標達成に貢献しなかったな」とか「気づかなかったけど小目標達成にはこの行動が絶対必要だ!」ということがわかってきます。
これは行動したからこそ見えてきたもの。 マンダラチャートを修正して、どんどん精度を上げていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最後にマンダラチャートのポイントをまとめていきます。
- マンダラチャートとは:クリエイターの目標を明確化し、それを実現するためのステップを具体的にまとめるツールです。9×9の81マスを使い、中心に最終目標、その周りに小目標と必要な行動を記入します。
- 目標設定:最終目標を中心に書き、小目標を8つ決め、それぞれの小目標について具体的な行動を書きます。目標は具体的であるほどよく、すべてを一度に埋める必要はありません。
- スモールスタート:一度に全てを達成しようとせず、負荷を感じないような小さなスタートから始めましょう。そして、徐々に行動目標を増やしていきます。
- マンダラチャートの活用方法:マンダラチャートの行動目標を見て優先順位を決め、具体的な行動を決定します。行動した後はマンダラチャートを見直し、小目標達成にどの程度貢献したかを振り返ります。
参考になれば嬉しいです!
このブログではクリエイターに役立つ知識を発信しています。
ぜひフォローアップしてくださいね!
それでは!