こんにちは!作曲家のカトウリョータです。
クリエイターのためのWebマーケティング知識を勉強し、発信しています。
想像力がもっとあったら!と思ったことはないでしょうか?
想像力はクリエイティブに使えることはもちろん、トレンドの先を読んだり、ビジネスにおいてもとても重要なスキルです。
今回は想像力がないとお悩みの方に、悩みを解決する具体的な方法と、想像力の4つの鍛え方をお話したいと思います。
それではいってみましょう!
想像力ってそもそもどんなもの?
一口に想像力といってもいろいろな定義が考えられると思います。
このブログは主にWebで成果を出したいクリエイターにむけて発信していますので、
やはりクリエイティブに関係する定義が望ましいでしょう。
今回は、
想像力=創造性=アイデアや問題の解決策を考えられる力
と定義したいと思います。
当てはまったら注意!想像力がない人の特徴とデメリット
さて、まずは想像力がない人とはどのような特徴をもっているのかを見ていきましょう。
自分が項目に当てはまっていないかどうがチェックしてみてくださいね!
①新しいものを拒否してしまう
想像力がない人の特徴の1つ目は、新しいものを拒否してしまうことです。
新しいものを拒否するマインドをもっていると、自分自身の直感や今ある知識だけが唯一の正解になってしまいます。
しかし、最新の技術やトレンドなど、新しい情報やクリエイティブは日々生まれています。
自分の中の正解にとどまってしまうマインドをもっていると、新しい発想を生み出す余地がなくなってしまいます。
最近新しいものを見聞きすると疲れてしまう、と思っている人は要注意です!
②衝動的に行動してしまう
良いクリエイティブを生み出すには、全体を見渡す能力が大切になってきます。
例えば
- 作品の完成までにどんな工程が必要なのか?
- 時間はどれくらいかかるのか?
- 作品に足りないところはどこなのか?
- 逆に詰め込みすぎているところはないか?
など、一度俯瞰してみることで制作スピードも質も上がります。
ときには衝動的に作品を作ることも素敵です。
かの岡本太郎氏は芸術は爆発だという名言を残していますし、作品に熱量を加えるには衝動的なパワーは欠かせないと思います。
しかし同時に作品を完成させるためには、一度冷静に全体をみて判断する力も必要です。
木を見ずに森を見ることで、新しい発想が浮かんできやすくなります。
③試行錯誤を「無駄なもの」だと思っている
想像力を発揮するには試行錯誤が欠かせません。
とにかく手を動かして形にし、修正を加えてたり、ときには破壊してイチからつくっていくことがとても大切です。
ピクサーの創設者の一人であり、中心人物でもあったエド・キャットムルは、
『試行錯誤は最も生産的でクリエイティブな時間だ』
と言っています。
なんでも検索して答えが出てしまう今、すぐに正解を求めてしまうクセは誰にもあると思います。
しかし想像力を発揮するためには、一見無駄とも思える試行錯誤の時間をつくることが非常に大切なのです。
想像力がない人を救うたった一つの方法とは?
ぼーっとする時間を設ける
ここまで想像力がない人の特徴を見てきました、 では想像力を発揮するためにはどうしたらいいのでしょうか?
その答えは、
ぼーっとする時間を設けること
です。
拍子抜けする答えかもしれませんが、これには科学的根拠があります。
脳のデフォルト・モード・ネットワークが働く
なぜボーッとする時間が想像力を発揮するために重要なのか。
その答えは脳の「デフォルト・モード・ネットワーク」にあります。
デフォルト・モード・ネットワークとは、人が何も考えずに行動することができるように、脳が自動的に働く状態です。
この状態では、無意識下で10倍も脳が動いていると言われています。
デフォルト・モード・ネットワーク状態になるのはぼーっとしているとき。
思考がさまざまな方向に飛び、「夢想」している状態は皆さん経験あるかと思います。
あの夢想状態のとき、脳はまさにデフォルト・モード・ネットワークに入っているのです。
しかし、最近はスマホや他のデバイスを使っていつでも情報やエンタメが入手できるため、デフォルト・モード・ネットワークに入る時間が極端に短くなってしまいました。
このような状況では、脳がリラックスする時間が減少し、ストレスや疲労が蓄積され、想像力が激減してしまいます。
そこで、僕たちは日常生活で時間を意識的に作り、ボーッとする時間を取り入れることが重要になってくるのです。
たとえば、
- スマホの電源を10分だけオフにし、ソファでボーッとする
- 散歩をする
- 自然に触れる
- 瞑想をする
などのアクティビティを行うことで、脳をリフレッシュし、ストレスを軽減することができます。
ぼーっとすることで脳をリセットし、より生産的な状態に戻すことができるのです。
科学的に想像力を鍛える方法4選
ここでは、さらに想像力を鍛えるための科学的に根拠のある方法をご紹介します。
①人との会話を増やし、話をよく聞く
想像力を鍛えるためには、実は「人との会話」が大切です。
人間は社会的な動物と言われています。
集団の中で力を発揮し、心も安定するように進化してきました。
想像力を発揮させるためには、人との会話を増やすことがとても大切だという知見が研究から明らかになっています。
人の話をよく聞くことで、新しいインスピレーションを得ることができます。
また、傾聴力(人の話を聴く力)を向上させることで、相手の言葉から新たな発想やアイデアを得ることができるようになります。
傾聴力の本を読んで学ぶのも一つの方法です。
②プレッシャーをなくす
プレッシャーを感じると、想像力が狭まってしまい、創造性が発揮できなくなってしまいます。
僕が敬愛する科学ライター・パレオな男こと鈴木祐さんの記事によると、
仕事やプライベートでいつもプレッシャーを感じていると、脳は「逃走/闘争反応」を起こし、思考の幅は狭くなるは、創造性は下がるは、他人とコミュニーケーションを取りたくなくなるはで良いことゼロ。ーーパレオな男
ということだそう。
環境を変えたり、ストレス対策をすることが想像力にとっても非常に重要になってきます。
③好奇心をもって物事をみる
想像力を鍛えるためには、好奇心を持って物事を見ることも大切です。
前述しましたが、新しいことや自分の中にないものを積極的に受け入れることで、発想の幅が広がります。
新しいものが怖い!という人はぜひこちらの記事も見てみてくださいね。
④仮説を立ててから行動する
想像力を鍛えるためには、仮説をたてることも重要です。
具体的には、「これがどうなるだろう?」という予想し、その結果を想像する習慣をつけることで想像力が養われます。
その上で、仮説に基づいた行動を起こすことで、創造性を発揮することができます。また、失敗を恐れずに、試行錯誤することも大切です。
以上、想像力を鍛えるための4つの科学的に根拠のある方法をご紹介しました。
これらの方法を実践することで、より豊かな想像力を身につけることができるでしょう。
まとめ
今日の記事の記事を一言でまとめると、
「想像力をアップさせるにはちょっとぼーっとする時間を作ろう!」ということでした。
具体的には以下のステップで進めてみてください。
- 想像力がない人の特徴を知る: 新しいものを拒否する、衝動的に行動する、試行錯誤を無駄と思ってしまうなど。
- ぼーっとする時間を作る: 人が何も考えずに行動することができるデフォルト・モード・ネットワークを活性化させるために、ボーッとする時間を意識的に作る。
- 科学的に想像力を鍛える方法を試す: 人との会話を増やす、話をよく聞く、など。
これらのポイントを抑えて、あなたの想像力を鍛え、クリエイティブな作品を生み出しましょう!
それではまた次回!良いぼーっとタイムを!