こんにちは!作曲家のカトウリョータです。 Webマーケターの卵でもあります。
今回はTikTokに関する収益化について書いていきます。
そもそもTikTokって収益化できるのでしょうか?
結論を言うと「できます」。
収益化の方法やどのくらい稼げるのか、またクリエイターならではの稼ぎ方について解説していきます。
TikTokってYouTubeみたいに広告収入が入るの?
「収益化」と聞くと、YouTubeの広告収入をイメージする人が多いのでしょうか。
日本のTIKTOKでは、残念ながら今のところユーザーへの広告収入分配はありません。
しかし、後述しますが今後分配される可能性は高いと思われます。
TikTokで収益化する4つのビジネスモデル
ではどのようにしてTikTokで収益を生み出すのでしょうか?
個人がTikTokで収益化するビジネスモデルは、以下の3つです。
- 投げ銭 (TikTok LIVE )
- 企業から案件をもらう
- 自分の楽曲やコンテンツに誘導する(外部サイトへの誘導)
順番に見ていきましょう。
投げ銭(TikTok LIVE)
TikTokで収益化する方法の1つとして投げ銭=TikTok LIVE ギフティングがあります。
TIKTOKをあまり見たことのない方には意外かもしれませんが、
TikTokではライブ配信が活発になってきています。
運営がライブ配信を推し進めていきたい、という意向があるようです。
ライブ配信でのギフティングは、実はTikTok初心者でも収益化しやすいです。
投げ銭の内訳は「TikTok:配信者=7:3」と言われています。
TikTokの運営側も明確な換金率を公表していませんが、利用者にとっては十分に有益な機能です。
また、投げ銭を受け取るには、20歳以上である必要があります。
しかし、TikTokの中で2〜37,000円分のギフトを渡せるため、少額からでも参加できます。
投げ銭は比較的収益化しやすいビジネスモデルであり、初心者におすすめです。
TikTokで収益化を目指して、チャレンジする価値はあるといえます。
企業から案件をもらう
個人がTikTokで収益化するビジネスモデルの1つとして、企業から案件をもらう方法があります。
企業から案件をもらって収益化するためには、企業からの依頼で商品紹介やコラボレーションするのが一般的です。
企業からの案件をもらうには、
フォロワーが多いことや影響力があることなどが重要です。ユーザーから注目されているアカウントでないと、企業から案件を依頼されることはほとんどありません。
しかし、企業からの案件による収益化は、TikTokに手数料を引かれません。
企業からの案件相場は、1フォロワーあたり約2円〜6円と言われています。
10万人フォロワーがいれば、1回の案件で約20〜60万円程度の収益を得られる考えられます。
狙っていきたいところですね!
自分の楽曲やコンテンツに誘導する
このサイトは主にWebマーケティングに興味のあるクリエイターに向けて発信しています。
音楽クリエイターがTikTokをやる大きな理由として、
「自分の曲を広めたい」
という思いがあると思います。
TikTokでバズった曲をYouTubeでフルで聴いてもらう、という手法はある程度効果的ですが、注意も必要です。
近年、外部サイトへ露骨に誘導するとTikTok側からペナルティ(シャドウバンなど)を受ける事例も報告されています。
直接的にリンクを貼るなどの誘導ではなく、TIKTOKで影響力を増やし、ユーザーに検索してもらったり、TikTok内で曲を回して行く方法のほうがいいかもしれません。
TikTokで収益化するためにすべきこと
TikTokで収益化するためには、
フォロワー数・総再生回数・総コメント数・総いいね数を増やすことが大切です。
そのためには、下記ポイントに注意して運用するといいでしょう。
継続的なコンテンツ投稿
継続的に投稿することで、多くの人に見てもらえる機会が増え「バズる」可能性が高くなります。
投稿をバズらせることができれば、認知度を急激に高められるでしょう。
また、投稿がバズることでフォロワーの増加にも繋がりやすいです。
ただ、バズりを意図的に狙うのは難易度が高いです。
バズるためには、ユーザーの特徴や投稿内容、時代の流れなど的確にマッチしなければいけません。バズりは狙うのではなく、
継続的なコンテンツ投稿をする中で生まれるものだと解釈しましょう。
また、バズりによってフォロワーが増加しても、投稿を続けなければフォロワーは減少してしまいます。
継続的な投稿は、フォロワーを維持させることにも効果があるためとても大切です。
質の高いコンテンツを作成する
TikTokで収益化するためには、質の高いコンテンツを作成しましょう。
質の高いコンテンツが投稿できれば、ブランディングの確立がしやすくなり、フォロワーの獲得にもつながります。
また、コンテンツでは、独自性や一貫性、共感性などを意識することで質を高めやすくなります。
質の高いコンテンツを作成するためには、競合を分析し、戦略を立てることが重要です。
最初からうまくいかなくても、徐々にTikTokの特徴を理解でき、質の高いコンテンツを作成できます。
ハッシュタグを使う
TikTokで収益化するためには、ハッシュタグを有効活用しましょう。
ハッシュタグとは、投稿に「♯検索キーワード」を入力することで、同じジャンルに興味をもっているユーザーに検索されやすくなります。
ハッシュタグを活用すれば、新規ユーザーの目に留まりやすくなるため、認知度アップが期待できます。
また、ハッシュタグには使用回数や検索ボリュームがあり、
人気すぎるハッシュタグをつけても埋もれてしまう可能性が高いです。
始めたての頃は、人気すぎず一定のユーザーが検索しているハッシュタグを使うのがおすすめです。
他の配信者とのコラボ動画を配信する
他の配信者とコラボ動画を配信すれば、TikTokの収益化に繋がる可能性が高くなります。
フォロワー数が多い配信者とコラボすれば、一気に自分自身のフォロワーを増やせるかもしれません。
ただし、他の配信者とコラボする際には、ユーザー層が似ている人とコラボすることが大切です。
ユーザー層が全く違う人とコラボしても、お互いにメリットがありません。
また、他の配信者との繋がりがない人は、インフルエンサー事務所への所属という選択肢もあります。
インフルエンサー事務所には、TikTokerを含めた多くのインフルエンサーが所属しているため、定期的なコラボが可能です。
アカウント分析を行う
TikTokで収益化するためには、自分自身のアカウントを定期的に分析しましょう。
分析することで、良かった点と悪かった点が明確になり、今後の投稿を決めやすくなります。
これはTikTokに限らず、SNS運用には重要なことです。
アカウント分析を行うためには「プロアカウント」に切り替えることで、インサイト分析を行えます。
インサイト分析は、無料で利用でき、高度な分析も可能です。
インサイト分析を行い、バズりやすい動画やいいねがつきやすい動画の傾向を把握しておきましょう。
TikTokでフォロワーを伸ばすためには、アナリティクスを有効活用することが重要です。TikTok運用では、感覚で運用してもなかなか伸びなかったり、伸びたとしても理由がわからなかったりします。
しかし、TikTokには無料で使える機能で「インサイト機能」があります。インサイト機能を活用するとしないとでは、結果が大きく異なるため活用しましょう。
TikTok収益化の今後の見通しは?
今後、TikTokの収益化が日本でも開始される可能性は非常に高いです。
アメリカでは、2022年6月から新広告方式「Pulse」が導入されており、日本でも導入される可能性があります。
YouTubeに広告収益のように、TIKTOKでも収益が発生するのはとても魅力的ですよね。今後に期待ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- TikTokの収益化について
- 収益化は可能で、企業からの広告収入とユーザーからの投げ銭が主な収入源
- 収益化のビジネスモデルは投げ銭、企業からの案件、自分のコンテンツへの誘導の3つ
- ビジネスモデルの詳細
- 投げ銭:TikTok LIVEで可能、配信者とTikTokの収益比率は約7:3
- 企業からの案件:影響力のあるアカウントに対して、企業が商品紹介やコラボレーションを依頼
- 自分のコンテンツへの誘導:注意が必要で、直接的なリンク貼り付けはペナルティの対象
- TikTokで収益化するための条件と行動
- 明確な条件は設定されていないが、アカウントの影響力が重要
- フォロワー数、再生回数、コメント数、いいね数の増加が重要
- 継続的なコンテンツ投稿、質の高いコンテンツ作成、ハッシュタグの利用、他配信者とのコラボ、アカウント分析が必要
参考になれば嬉しいです!
それでは!