TikTok

【最新2023年版】TikTokのアルゴリズムを理解しよう!

 

TikTokのアルゴリズムってどうなってるの?どんな動画がバズりやすいんだろう?

この記事ではこんな悩みを解決していきます。

こんにちは!作曲家のカトウリョータです。
Webマーケターの卵でもあります。

SNSはその媒体ごとにさまざまな「アルゴリズム」が組み込まれています。
アルゴリズムとは簡単にいうと、
「そのSNSにとってどんなコンテンツがいいものなのかを判断するしくみ」のことです。

アルゴリズムは地球でいう重力のようなもの。
逆らわずに、理解して利用することが大切です。

そうすることで、
SNSにとってよいコンテンツ=バズりやすいコンテンツを生み出すことができます。

それではいってみましょう!

TikTokのアルゴリズム:どんな仕組みになっているのか?

結論から言うと、TikTokのアルゴリズムは大きく分けて2つあります。

①人気動画認定アルゴリズム
②不人気認定アルゴリズム

 

人気動画認定アルゴリズムとは?

人気動画認定アルゴリズムとは、 その名の通り「この動画は視聴者に人気のある動画だ!」とTIKTOK側が認定するためのしくみのことです。

動画人気であるかどうかは、以下の項目で判断されます。

・いいね率(いいね数)
・シェア率(シェア数)
・フォロー導入数
・コメント率(コメント数)
・平均再生時間
・フル再生率
・ダウンロード数
・プロフィール流入率

 

これらの項目の数値がいいほど、TIKTOK側は「人気の動画」として認識します。

この項目は『ユニーク視聴者数(動画をみた人数)』を基準に判断されます。

「いいね率(いいね数)」を例に取ってみましょう。

A:いいね数30 ユニーク視聴者数1,000人
B:いいね数30 ユニーク視聴者数100人

この場合A・Bのいいね数は同じですが、いいね率をみてみると

A:ユニーク視聴者数の3%がいいねを押している
B:ユニーク視聴者数の30%がいいねを押している

となります。

つまりBはAに比べて「いいね率がいい=人気のある動画」と判断されるわけです。

注意ポイント:「再生回数」と「ユニーク視聴者数」の違い

一点注意したい点は、「再生回数」「ユニーク視聴者数」の違いです。

再生回数:何回再生されたか ユニーク視聴者数:何人が再生したか

例えばある動画を1人が10回見たとします。

すると、

  • 再生回数は10回
  • ユニーク視聴者数は1人

とカウントされます。

つまり同じ10000再生されている動画でも、

A:再生数10000 ユニーク視聴者数5000
B:再生数10000 ユニーク視聴者数8000

では評価の比率がちがってくるわけです。

 

例えばA・Bのいいね率を考えてみましょう。

A・Bともにいいね数が1000だったとすると、いいね率は

A:再生数10000 ユニーク視聴者数5000 いいね数1000 = いいね率20%
B:再生数10000 ユニーク視聴者数8000 いいね数1000 = いいね率12.5%

となります。

このように再生数・いいね数が同じであっても、ユニーク視聴者数によって評価が違ってきます。

少し難しいですが、基本的には「1ユーザーに何度も再生されている動画が強い」と覚えておけばいいと思います。

不人気認定アルゴリズムとは?

逆に、「この動画は視聴者に人気がない!」とTIKTOK側が認定するための要素も決まっています。

要素は以下のとおりです。

・視聴維持率が低い
・『興味ありません』ボタンがタップされている
・他のSNS媒体への誘導をしている

 

視聴維持率が低い

これは体感的にも一番わかりやすいのではないでしょうか。

すぐ上にスワイプされてしまう動画=人気のない動画と判断されるわけですね。

逆に言えば、

「最初の2秒(一番スワイプされやすい時間)で興味をもたせるかどうかがめちゃくちゃ大事」

とも言えます。ここは本当に大切なポイントです。

『興味ありません』ボタンがタップされている。

TIKTOKには『興味ありません』と申告できるボタンがついています。

スワイプされるだけならまだしも、
わざわざボタンを押して申告するからには何かしら気に食わない要素が動画内にあったのではないか、と判断されるようです。

他のSNS媒体への誘導をしている

これは以外に思われた方もいるかもしれません。
すこし前からTIKTOKを知っている人なら「続きはYouTubeで!」という動画を何度も見ているはずですからね。

しかし冷静に考えてみると、TIKTOK側からしたら、ずっとTIKTOKにユーザーを滞在させたいわけです。

ライバルである他のSNS媒体に誘導するような動画を評価しては、大きな損害になってしまう。

なので他のSNSに誘導する行為はペナルティに値するわけです。

TikTokのアルゴリズム:バズる動画をつくるためのポイント

以上をふまえて、動画を作る際に意識したいポイントは以下のとおりです。

・再生時間
・再生完了率
・複数回再生数
・ユーザーのシェア数
・動画を見たユーザーの反応

 

くわしく見ていきましょう。

再生時間・再生完了率

①再生完了率 = 総再生回数に対する最後まで視聴された回数
②再生時間 = 動画が再生された総時間

これらの回数が多いほどTikTokのおすすめ欄に表示されやすくなります。

TIKTOKはおすすめ欄に載らなければバズることはありません。

なので再生時間・再生完了率はとても大事な要素です。

あの手この手をつかって、最後まで視聴者が見たくなるような動画に仕上げることが重要なわけですね。

複数回再生数

TikTokで人気の動画を観ているとき、

いつのまにやら最初に戻ってループしていることはありませんか?

このように一度見終わってももう一度頭に戻り、何度もループして再生することを
「複数回再生」と呼びます。

TIKTOKアルゴリズムでは、この複数回再生が重要視されています。

ループで再生されている動画=1人のユーザーが何度も見返したくなる動画=優秀な動画

とみなされるからです。

複数回再生が多い動画はおすすめに表示されやすくなり、バズる確率が上がります。

このアルゴリズムが作用しているために、

①何度も再生したくなる動画
②終わりが分からない構成の動画
③編集技術や芸術性が高く、最後まで目が離せない動画

といった動画が、バズりやすいといえます。

ユーザーのシェア数

TikTokのアルゴリズムでは、視聴者のシェア数も非常に重要な指標の1つです。

拡散されている=優秀な動画と判断されるわけですね。

また、他のSNSでも拡散されることで、
シンプルにより多くの視聴者に見てもらうことができます

シェア数が多いほど、自身の再生回数を伸ばすことができ、バズる可能性が高まるのは当然のことです。

そのためTIKTOKでバズるためには、
シェア数を増やすための戦略を考えることが大切です。

例えば、

  • 視聴者が共感するようなコンテンツ
  • つい友達に見せたくなるようなコンテンツ

を意識して制作することで、シェア数を増やすことができ、バズリやすくなります。

動画を見たユーザーの反応

TikTokのアルゴリズムは、いいねやコメント数も重視しています。

いいね数やコメント数が多い動画は、TikTokのおすすめ欄に表示されやすくなります。
これによって、より多くの視聴者にアクセスできるため、バズる可能性が高くなります。

また副産物的な要素ですが、
コメントを書いた時間や視聴者がコメント欄を見ている時間も再生時間に含まれます。

つまりコメントを書いてくれる・コメント欄に滞在する人が多いほど、再生時間・再生完了率・複数再生回数が増えてアルゴリズム的に有利になるわけですね。

そして実は、投稿者がコメントへの返信することも大切です。

コメントへの返信が多い動画は、視聴者とのコミュニケーションが活発であることを示し、評価が高くなる可能性があります。

まとめ

いかがだったでしょうか?TikTokのアルゴリズムをまとめるとこんな感じです。

  • 人気動画認定アルゴリズムと不人気認定アルゴリズムの2種類がある
  • 人気動画には、いいね率、シェア率、フォロワー数、コメント率、平均再生時間、フル再生率、ダウンロード数、プロフィール流入率ある
  • 再生回数とユニーク視聴者数の違いにも注意が必要
  • 再生時間・再生完了率・複数回再生数・ユーザーのシェア数・動画を見たユーザーの反応を意識しよう
  • 興味を引くためには、最初の2秒でアピールし、再生時間を長くすることが大切
  • コメントやシェアを増やすためには、共感するコンテンツや友達に見せたくなるようなコンテンツを作ることを心がけよう

あなたが制作するコンテンツが、より多くの人々に届くことを願っています!

それでは!